国産スタッドレスタイヤ4メーカーを比較|ブリヂストン・ヨコハマ・ダンロップ・トーヨーの違いは?

タイヤ交換

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スタッドレスタイヤを選ぶとき、

「ブリヂストンとヨコハマならどっち?」
「ダンロップは長持ちする?」
「トーヨーは安いけど雪道でも大丈夫?」

と迷う方は多いのではないでしょうか。

特に雪国では、スタッドレスタイヤは単なる冬用品ではありません。

圧雪路、凍結路、シャーベット状の雪、濡れた路面、乾いた路面など、冬の間だけでもさまざまな道路状況を走ることになります。

私は中古車ディーラーで14年間勤務した後、現在は中古車販売店を経営しています。

雪国で実際に車を扱っていると、スタッドレスタイヤについてお客様から相談される機会も多く、

「結局どのメーカーを選べばいいの?」

という質問は毎年のようにあります。

そこで今回は、国産スタッドレスタイヤの代表的な4メーカー、

ブリヂストン
ヨコハマタイヤ
ダンロップ
トーヨータイヤ

について、それぞれの特徴や選ぶときのポイントを分かりやすく解説します。

単純に「どのメーカーが一番」と決めるのではなく、凍結路を重視するのか、耐久性を重視するのか、価格とのバランスを重視するのかによって考えていきましょう。


  1. 2026年の国産スタッドレスタイヤ主要4メーカー
    1. WZ-1の特徴
  2. VRX3も選択肢から消えたわけではない
  3. ヨコハマタイヤ|iceGUARD 8(アイスガード8)
    1. iceGUARD 8は氷上だけでなく雪上性能も強化
    2. 約4年後までの性能維持も重視
  4. ダンロップ|WINTER MAXX ICE Pro
    1. WINTER MAXX 03比で氷上性能を向上
  5. トーヨータイヤ|OBSERVE GIZ3
  6. 国産スタッドレスタイヤ4メーカーを比較
    1. 4モデルの特徴を整理
  7. 凍結路を走る機会が多いなら「氷上性能」をしっかり確認
  8. 「何年使えるか」だけで選ばない
  9. 価格だけで決めるのもおすすめしない
  10. 雪国で使うなら、スタッドレスタイヤはどう選ぶ?
    1. 凍結路を走る機会が多い人
    2. 圧雪・凍結・乾燥路を幅広く走る人
    3. 価格も重視したい人
  11. ネットでスタッドレスタイヤを買うときは「サイズ」を必ず確認
  12. 中古車販売店の立場から見るスタッドレスタイヤ選び
    1. ① 製造年を確認する
    2. ② 残り溝だけで判断しない
    3. ③ サイドウォールのひび割れも確認する
    4. ④ 4本の状態がそろっているかを見る
  13. 高いスタッドレスタイヤを買えば絶対に滑らないわけではない
  14. 私なら「価格差」だけでは決めない
  15. 4メーカーなら、どんな人が比較候補になる?
    1. BLIZZAK WZ-1を比較したい人
    2. iceGUARD 8を比較したい人
    3. WINTER MAXX ICE Proを比較したい人
    4. OBSERVE GIZ3を比較したい人
  16. 最後は「同じタイヤサイズ」で価格を比較しよう
    1. 155/65R14で4メーカーの価格をチェック
  17. 国産スタッドレスタイヤ4メーカー比較まとめ
    1. 関連記事

2026年の国産スタッドレスタイヤ主要4メーカー

まず、代表的なメーカーと主力シリーズを整理しておきます。

メーカー 主なスタッドレスタイヤ
ブリヂストン BLIZZAK WZ-1/VRX3
ヨコハマタイヤ iceGUARD 8(IG80)
ダンロップ WINTER MAXXシリーズ
トーヨータイヤ OBSERVE GIZ3

※ラインアップや対応サイズは車種・タイヤサイズによって異なります。

ブリヂストンではWZ-1とVRX3が現在もラインアップされており、WZ-1についてはメーカー試験でVRX3比の氷上ブレーキ性能向上などを公表しています。ブリヂストンタイヤ

ヨコハマのiceGUARD 8は「冬テック」という新しい冬用タイヤ技術コンセプトを採用し、氷上・雪上性能だけでなく、性能を長く維持することも特徴として掲げています。横浜ゴム

トーヨーのOBSERVE GIZ3も、アイス制動・コーナリング性能に加えて、経年変化によるアイス路面でのブレーキ性能低下を抑える「密着長持ちゴム」を採用しています。トーヨータイヤ

つまり現在のスタッドレスタイヤ選びでは、単純な新品時の「止まる・曲がる」だけでなく、

氷上性能 × 雪上性能 × 経年変化 × 摩耗 × 価格

まで考える必要があります。


ブリヂストン|BLIZZAK(ブリザック)

雪国では非常に知名度の高いスタッドレスタイヤブランドです。

2026年現在の乗用車用ラインアップでは、最新世代のBLIZZAK WZ-1に加えてVRX3なども掲載されています。ブリヂストンタイヤ

WZ-1の特徴

WZ-1で特に注目したいのが氷上性能です。

ブリヂストンが公開しているメーカー試験では、185/60R15を装着したヤリスHVによる氷盤路面でのABS制動試験で、

WZ-1:13.32m
VRX3:15.00m

という結果が示され、VRX3比で氷上ブレーキ性能を11%短縮したとしています。ブリヂストンタイヤ

さらにWZ-1では、経年による性能低下を抑えるための「ロングステイブルポリマー」を採用しています。

メーカーは促進劣化試験をもとに、4年使用後を想定した状態でも氷上性能が低下しにくいことを訴求しています。ブリヂストンタイヤ

ただし、ここは誤解しないようにしてください。

「4年間なら必ず安全に使える」という意味ではありません。

スタッドレスタイヤの状態は、

  • 保管方法
  • 走行距離
  • 使用環境
  • ゴムの硬化
  • 残り溝
  • 偏摩耗
  • 製造時期

などによって変わります。

年数だけで使用可否を判断しないことが大切です。


VRX3も選択肢から消えたわけではない

「WZ-1が出たならVRX3はもう買わない方がいい?」

と思うかもしれませんが、そう単純ではありません。

VRX3も2026年9月現在、ブリヂストン公式サイトに掲載されている現行ラインアップです。ブリヂストンタイヤ

VRX3はメーカー試験で従来のVRX2に対して氷上ブレーキ性能20%向上、摩耗ライフ17%向上とされています。ブリヂストンタイヤ

そのため購入時には、

最新のWZ-1を選ぶのか、それともVRX3との価格差を見て選ぶのか

という考え方もできます。

特にネット通販ではタイヤサイズによって価格差が変わるので、実際の販売価格を確認してから判断した方がいいでしょう。

 


ヨコハマタイヤ|iceGUARD 8(アイスガード8)

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤといえば「iceGUARD(アイスガード)」シリーズです。

2026年現在の注目モデルが、**iceGUARD 8(IG80)**です。

これまでのiceGUARD 7(IG70)から進化し、ヨコハマタイヤは「より氷に効く」「より雪に効く」「より永く効く」という3つを大きな特徴として掲げています。横浜ゴム

iceGUARD 8は氷上だけでなく雪上性能も強化

スタッドレスタイヤというと「凍った道路でどれだけ止まれるか」に注目しがちですが、雪国では氷だけを走るわけではありません。

実際には、

圧雪路、新雪、シャーベット状の雪、濡れた路面、乾燥路、朝晩に凍結した道路など、さまざまな状況を走ります。

iceGUARD 8では、氷上性能に加えて雪上性能も進化しています。

ヨコハマタイヤによると、iceGUARD 8では従来のiceGUARD 7より溝やサイプのエッジ量を増やし、圧雪路での性能向上を図っています。横浜ゴム

雪国で毎日車を使う方にとっては、この「氷だけではなく雪にも対応する」という点はタイヤ選びで確認しておきたいポイントです。


約4年後までの性能維持も重視

もう一つ注目したいのが、ゴムの経年変化です。

スタッドレスタイヤは溝が残っているからといって、新品時と同じ性能がずっと続くわけではありません。

時間の経過によってゴムが硬くなると、氷上で路面に密着する能力が低下していきます。

iceGUARD 8では「オレンジオイルS+」を採用し、メーカーは約4年後までゴムのしなやかさと氷上グリップを維持することを目指した設計としています。横浜ゴム

ただし、これも「必ず4年間使用できる」という意味ではありません。

実際の使用可否については、残り溝だけでなく、ゴムの硬化、ひび割れ、偏摩耗、保管状態なども含めて判断する必要があります。


ダンロップ|WINTER MAXX ICE Pro

ダンロップにも大きな動きがあります。

2026年8月から順次発売された新しいプレミアムスタッドレスが、

WINTER MAXX ICE Pro(ウインターマックス アイスプロ)

です。ダンロップタイヤ

ICE Proは非常に特徴が分かりやすく、ダンロップ自身が**「氷上性能に振り切った」スタッドレスタイヤ**として位置づけています。

従来のWINTER MAXX 03が氷雪上性能を中心にライフ性能などとのバランスを取っていたのに対し、ICE Proでは氷上性能をさらに重視しています。ダンロップタイヤ

WINTER MAXX 03比で氷上性能を向上

メーカー試験では、WINTER MAXX 03との比較で、

氷上ブレーキ性能:25%向上
氷上コーナリング性能:9%向上

という結果が公表されています。ダンロップタイヤ

特に雪国では、日中に溶けた雪が夜間や早朝に再凍結したり、交差点付近が磨かれて滑りやすくなったりすることがあります。

こうした凍結路を特に重視してスタッドレスタイヤを選びたい人にとって、ICE Proは比較候補になるモデルです。

またICE Proでは、経年によるゴムの硬化を抑える設計も採用され、メーカーは4年経過を想定した試験でも氷上性能を維持しやすいことを訴求しています。ダンロップタイヤ


トーヨータイヤ|OBSERVE GIZ3

トーヨータイヤの主力モデルとして比較したいのが、

OBSERVE GIZ3(オブザーブ・ギズスリー)

です。

GIZ3も、氷上での制動性能だけではなく、コーナリング性能や性能の持続性を重視して開発されています。トーヨータイヤ

特徴の一つが**「密着長持ちゴム」**です。

トーヨータイヤは、経年変化によるアイス路面でのブレーキ性能低下を抑制することを狙ったコンパウンドを採用しています。トーヨータイヤ

またコンパクトカーからSUVまで幅広い車種に対応しているのも特徴です。


国産4メーカーを比較すると何が違う?

ここまでを見ると、現在の国産スタッドレスタイヤは、どのメーカーも単純に「雪道で滑りにくい」というだけではありません。

各メーカーが、

氷上性能
雪上性能
ゴムの経年変化
摩耗
走行安定性

などをそれぞれ異なる技術で追求しています。

特に2026年は、

ブリヂストン:BLIZZAK WZ-1
ヨコハマ:iceGUARD 8
ダンロップ:WINTER MAXX ICE Pro
トーヨー:OBSERVE GIZ3

という比較が非常に面白くなっています。

 


国産スタッドレスタイヤ4メーカーを比較

ここまで4メーカーを見てきましたが、スタッドレスタイヤはメーカー名だけで選ぶのではなく、自分がどのような道路を走ることが多いかを考えることが大切です。

たとえば同じ雪国でも、

  • 朝晩の凍結路を走ることが多い
  • 圧雪路を走ることが多い
  • 市街地中心で乾燥路も多い
  • 冬でも長距離を走る
  • できるだけ購入費用を抑えたい

など、使用環境は人によって違います。

今回紹介した4モデルも、それぞれメーカーが重視している技術や特徴が異なります。

4モデルの特徴を整理

メーカー モデル 注目したい特徴
ブリヂストン BLIZZAK WZ-1 氷上性能と性能持続性を重視
ヨコハマ iceGUARD 8 氷上・雪上・性能持続性のバランス
ダンロップ WINTER MAXX ICE Pro 氷上性能を特に重視した設計
トーヨー OBSERVE GIZ3 氷雪性能と持続性を考慮した設計

※これは各メーカーが公表している製品特性を整理したもので、異なるメーカー間を同一条件で直接試験した順位ではありません。実際の性能は車種・タイヤサイズ・路面・気温・空気圧・摩耗状態などによって変わります。


凍結路を走る機会が多いなら「氷上性能」をしっかり確認

雪国で特に怖いのが、雪そのものよりも凍結した道路です。

一見濡れているだけに見えるブラックアイスバーンや、交差点付近で磨かれた圧雪路では、スタッドレスタイヤを装着していても滑ることがあります。

そのため、

早朝・夜間の運転が多い方
山間部を走る方
凍結しやすい地域に住んでいる方

は、各メーカーが公表している氷上性能を確認して選ぶことが重要です。

ただし、メーカーが公表している「○%向上」という数値は、基本的に同じメーカーの従来モデルとの比較です。

たとえば「25%向上」と「11%向上」という数字だけを見て、

「25%のメーカーの方が性能が上」

と判断することはできません。

試験車両、タイヤサイズ、路面、速度、比較対象などの条件が異なるためです。

ここはスタッドレスタイヤを比較するときに、特に注意したいポイントです。


「何年使えるか」だけで選ばない

最近のスタッドレスタイヤは、各メーカーとも経年による性能低下を抑える技術に力を入れています。

しかし、

「4年性能が続くと書いてあるから、4年間必ず交換しなくていい」

という意味ではありません。

スタッドレスタイヤは、年数だけでなく、

残り溝・ゴムの硬さ・ひび割れ・偏摩耗・保管状態

まで確認する必要があります。

特に中古車を購入した際にスタッドレスタイヤが付属している場合は、「溝があるから大丈夫」と判断せず、製造年も確認しておくことをおすすめします。


価格だけで決めるのもおすすめしない

同じタイヤサイズでも、メーカーやモデルによって販売価格には差があります。

さらにネット通販では、

タイヤ1本の価格なのか
4本セットなのか
ホイール付きなのか
送料込みなのか

によって表示価格が大きく変わります。

そのため、「一番安く表示されていたから」という理由だけで購入するのではなく、条件をそろえて比較してください。

特にネットで購入するときは、タイヤサイズ・製造時期・本数・送料・取付費用まで確認することが重要です。

「新品タイヤでも製造年が古いとダメ?購入前に確認したいポイントはこちら」

がおすすめです。

雪国で使うなら、スタッドレスタイヤはどう選ぶ?

4メーカーを比較すると、「結局どれを買えばいいの?」と思う方もいるでしょう。

ただ、スタッドレスタイヤは単純にメーカーだけで決めるより、自分が冬にどのような道路を走るのかを基準に選ぶ方が分かりやすいです。

凍結路を走る機会が多い人

早朝や夜間の運転が多く、凍結路を走る機会が多い場合は、各メーカーの氷上性能を重視したモデルを中心に比較してみましょう。

今回紹介したモデルでは、

BLIZZAK WZ-1
iceGUARD 8
WINTER MAXX ICE Pro
OBSERVE GIZ3

のいずれも氷上性能を重視した技術が採用されています。

ただし、メーカーごとに試験条件が異なるため、公表されている数値だけでメーカー間の優劣を判断することはできません。


圧雪・凍結・乾燥路を幅広く走る人

雪国でも道路状況は毎日同じではありません。

朝は凍結、昼は雪が溶けて濡れた路面、夕方には再び凍結することもあります。

さらに幹線道路では除雪が進み、冬でも乾燥路を走る時間が長くなる場合があります。

このような使い方なら、氷上性能だけを見るのではなく、

雪上性能・ウェット性能・摩耗・性能の持続性

まで含めて比較することが重要です。


価格も重視したい人

スタッドレスタイヤは4本購入すると、それなりの金額になります。

特にタイヤサイズが大きくなるほど価格差も大きくなりやすいため、同じサイズで4メーカーの実売価格を比較してから決めるのがおすすめです。

ここで注意したいのが、タイヤ価格だけを比較しないことです。

ネット通販の場合は、

4本合計価格+送料+組替工賃+バランス調整+廃タイヤ処分料

まで含めて考えると、実際に必要な金額が分かりやすくなります。


ネットでスタッドレスタイヤを買うときは「サイズ」を必ず確認

楽天市場などでスタッドレスタイヤを探す場合、最初に確認するのがタイヤサイズです。

例えば、

155/65R14

と表示されている場合、この数字と記号を含めて自分の車に適合するサイズを確認します。

現在装着しているタイヤの側面を見るとサイズが記載されています。

ただし、同じ車種でも年式・グレード・インチサイズによって装着サイズが異なる場合があります。

「N-BOX用」「プリウス用」など車種名だけで判断せず、現在のタイヤサイズや車両指定サイズを確認してから購入してください。

 


中古車販売店の立場から見るスタッドレスタイヤ選び

スタッドレスタイヤを選ぶとき、どうしても「どのメーカーが一番いいのか?」という話になりがちです。

しかし実際に中古車を扱っている立場から見ると、メーカーだけでタイヤの良し悪しを判断するのはおすすめしません。

どれだけ性能の高いスタッドレスタイヤでも、状態が悪ければ本来の性能を発揮できないからです。

特に中古車に付属しているスタッドレスタイヤを見るとき、私は次のような部分を確認します。

① 製造年を確認する

まず確認したいのがタイヤの製造時期です。

タイヤの側面には製造時期を確認できる表示があります。

例えば「3525」であれば、一般的には2025年の35週目に製造されたタイヤという意味です。

見た目がきれいで溝が十分残っていても、製造から時間が経過しているタイヤはゴムの状態まで確認した方が安心です。

中古スタッドレスタイヤの場合は、価格だけでなく製造時期も確認しましょう。


② 残り溝だけで判断しない

「まだ溝があるから使える」

という判断にも注意が必要です。

スタッドレスタイヤには、冬用タイヤとして使用できる溝の限界を確認するためのプラットホームがあります。

プラットホームが露出すると、冬用タイヤとして使用できる限界に達したことを意味します。

また、プラットホームが出ていなくても、ゴムの硬化やひび割れなどが進んでいる場合があります。

溝がある=十分な冬道性能が残っている

とは限らないため、タイヤ全体の状態を見ることが大切です。


③ サイドウォールのひび割れも確認する

タイヤの側面に細かなひび割れが発生している場合も注意してください。

特に年数が経過したタイヤでは、ゴムの劣化によってサイドウォールに亀裂が発生することがあります。

ひび割れの程度によっては交換を検討する必要があります。

ちょうど別の記事で**「タイヤのサイドウォールに亀裂が入るとどうなる?」**について詳しく解説していますので、公開後はこちらから内部リンクでつなぐ予定です。


④ 4本の状態がそろっているかを見る

中古スタッドレスタイヤでは、4本すべてが同じ状態とは限りません。

例えば、

前輪だけ摩耗が進んでいる
1本だけ製造年が違う
左右で残り溝が違う
偏摩耗している

といったケースがあります。

タイヤを確認するときは1本だけを見るのではなく、4本すべての製造年・残り溝・摩耗状態を確認することをおすすめします。


高いスタッドレスタイヤを買えば絶対に滑らないわけではない

ここは非常に重要です。

どれだけ高性能なスタッドレスタイヤを装着していても、雪道や凍結路で滑らなくなるわけではありません。

特に、

ブラックアイスバーン
磨かれた圧雪路
凍結した下り坂
凍結した交差点

などでは、スタッドレスタイヤを装着していても制動距離が伸びる可能性があります。

タイヤ性能だけに頼るのではなく、車間距離を十分に取り、急ブレーキ・急ハンドル・急加速を避けることが基本です。


私なら「価格差」だけでは決めない

4メーカーを比較すると、実売価格に差が出ることがあります。

もちろん予算は重要です。

しかし、数年間使用する可能性のあるスタッドレスタイヤなら、購入時の数千円・数万円の差だけを見るのではなく、

自分がどこを走るのか
年間どれくらい走るのか
凍結路を走る頻度は高いのか
何シーズン使用する予定なのか

まで考えて選んだ方がいいでしょう。

雪国で毎日の通勤に使う車と、雪が降ったときだけ使用する車では、タイヤに求める条件も変わります。

大切なのは、メーカー名だけで決めるのではなく、自分の使用環境に合ったスタッドレスタイヤを選ぶことです。

4メーカーなら、どんな人が比較候補になる?

ここまで紹介した4メーカーには、それぞれ異なる技術や特徴があります。

最後は「自分が何を重視するのか」で候補を絞ってみましょう。

BLIZZAK WZ-1を比較したい人

ブリヂストンのWZ-1は、特に氷上性能と性能の持続性を重視して検討したい方がチェックしておきたいモデルです。

メーカー試験ではVRX3と比較して氷上ブレーキ性能の向上が確認されており、経年による性能低下を抑える技術も採用されています。

凍結路を走る機会が多い
早朝・夜間の運転が多い
氷上性能を重視して比較したい

という方は、候補に入れて価格や対応サイズを確認してみるとよいでしょう。


iceGUARD 8を比較したい人

ヨコハマのiceGUARD 8は、氷上・雪上性能と性能の持続性を総合的に比較したい方がチェックしておきたいモデルです。

雪国ではアイスバーンだけではなく、圧雪、新雪、シャーベット、乾燥路などさまざまな道路を走ります。

そのため、

氷上だけでなく雪上性能も確認したい
毎日の通勤など幅広い路面を走る
長期間使用したときの性能も気になる

という方は、iceGUARD 8の特徴を確認してみましょう。


WINTER MAXX ICE Proを比較したい人

ダンロップのWINTER MAXX ICE Proは、メーカー自身が氷上性能を強く打ち出しているモデルです。

そのため、

アイスバーンを走る機会が多い
凍結路での性能を特に重視したい
最新モデルも含めて比較したい

という方はチェックしておきたいモデルです。


OBSERVE GIZ3を比較したい人

トーヨータイヤのOBSERVE GIZ3は、氷雪性能に加えて、経年変化による性能低下を抑える技術も採用されています。

そのため、

氷雪性能だけでなく性能の持続性も確認したい
他の3メーカーと実売価格を比較したい
自分のサイズで4社を比較して決めたい

という方は、GIZ3も候補に入れて比較するとよいでしょう。


最後は「同じタイヤサイズ」で価格を比較しよう

4メーカーを比較するときに大切なのが、必ず同じタイヤサイズで比較することです。

例えば現在のタイヤが、

155/65R14

なら、

「155/65R14 WZ-1」
「155/65R14 iceGUARD 8」
「155/65R14 WINTER MAXX ICE Pro」
「155/65R14 OBSERVE GIZ3」

というように検索します。

これなら、自分の車に合うサイズで各メーカーの実売価格を比較できます。

またネット通販では、1本価格と4本セット価格を間違えないように注意してください。

送料や製造時期、取付工賃なども含めて確認しましょう。

155/65R14で4メーカーの価格をチェック

以下は比較しやすいよう、軽自動車で広く使われている155/65R14を例にしています。車種・年式・グレードによって適合サイズは異なるため、購入前に必ず現在装着しているタイヤや車両指定サイズをご確認ください。

BLIZZAK WZ-1|楽天市場で価格を確認する

 

 

iceGUARD 8(IG80)|楽天市場で価格を確認する

 

 

WINTER MAXX ICE Pro|楽天市場で価格を確認する

 

OBSERVE GIZ3|楽天市場で価格を確認する

 

 

 


国産スタッドレスタイヤ4メーカー比較まとめ

今回は、国産スタッドレスタイヤの主要4メーカーとして、

  • ブリヂストン「BLIZZAK WZ-1」
  • ヨコハマタイヤ「iceGUARD 8(IG80)」
  • ダンロップ「WINTER MAXX ICE Pro」
  • トーヨータイヤ「OBSERVE GIZ3」

を比較しました。

各メーカーとも氷雪路での性能向上を目指して独自の技術を採用しているため、単純に「このメーカーが一番」と決めるより、自分が走る道路環境や使い方に合わせて選ぶことが重要です。

特に雪国では、圧雪路だけでなく、アイスバーン、シャーベット状の雪、乾燥路など、1日の中でも路面状況が大きく変化します。

そのため購入時は、氷上・雪上性能だけでなく、性能の持続性や価格なども含めて比較すると選びやすくなります。

また、スタッドレスタイヤは新品を購入すれば終わりではありません。

使用を続ける中で、

製造年
残り溝・プラットホーム
ゴムの状態
ひび割れ
偏摩耗

なども定期的に確認しましょう。

ネットで購入する場合は、タイヤサイズ・1本か4本セットか・送料・製造時期・取付費用なども確認することが大切です。

今回掲載した楽天市場の商品は、価格を比較しやすくするため155/65R14に統一しています。

車種・年式・グレードによって適合するタイヤサイズは異なりますので、購入前には必ず現在装着しているタイヤサイズや車両指定サイズを確認してください。

スタッドレスタイヤは価格だけで決めるのではなく、毎日の使用環境まで考えて、自分に合ったものを選びましょう。

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