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スタッドレスタイヤを探していると、「GOODYEAR(グッドイヤー)」のタイヤを見かけることがあります。
ブリヂストンやヨコハマタイヤなどと比べると、
「グッドイヤーって国産メーカーなの?」
「スタッドレスタイヤの性能はどう?」
「ICE NAVI 8って雪国でも使える?」
「国産メーカーと比べてどうなの?」
と気になる方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、グッドイヤーは日本のメーカーではありません。
日本グッドイヤーは、米国のザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーの100%出資による日本法人です。一方、日本では国産品と海外工場からの輸入品の両方を取り扱っています。つまり、「ブランドの国籍」と「タイヤの製造国」は分けて考える必要があります。 グッドイヤー
そして現在、乗用車向けスタッドレスタイヤの中心となるモデルが**ICE NAVI 8(アイスナビ エイト)**です。
ICE NAVI 8は、シリーズで初めて左右非対称パターンを採用。グッドイヤーは、従来のICE NAVI 7と比較して氷上ブレーキ性能が8%、氷上コーナリング性能が5%向上したと公表しています。 グッドイヤー
この記事では、
グッドイヤーはどこのメーカーなのか
ICE NAVI 8の氷上・雪上性能
耐久性や長持ち性能
どんな人が比較候補にするとよいのか
国産スタッドレスタイヤとの違い
について、中古車販売店を経営する立場から分かりやすく解説します。
グッドイヤーは国産メーカー?
まず最初に、よくある疑問から整理しておきましょう。
グッドイヤーは国産メーカーではありません。
グッドイヤーはアメリカ発祥のタイヤブランドです。
日本では日本グッドイヤー株式会社が事業を展開しており、同社は1952年に米国グッドイヤーの100%出資による日本法人として設立されています。 グッドイヤー
ここで注意したいのが、
「海外メーカー=すべて海外製」ではない
ということです。
日本グッドイヤーは公式の会社案内で、国産品と海外工場からの輸入品を取り扱っていると説明しています。 グッドイヤー
そのため、グッドイヤーのタイヤを購入するときに製造国が気になる場合は、「グッドイヤーだから○○製」と決めつけず、実際の商品やタイヤの表示を確認するのが確実です。
ICE NAVI 8はどんなスタッドレスタイヤ?
ICE NAVI 8(アイスナビ エイト)は、グッドイヤーの乗用車向けプレミアムスタッドレスタイヤです。
特徴は、単純に氷上性能だけを追求するのではなく、
氷上ブレーキ性能
氷上コーナリング性能
雪上性能
ドライ路面での操縦安定性
耐摩耗性能
低燃費性能
ウェット性能
静粛性能
という8つの性能を考えて設計されている点です。
グッドイヤーでは、冬道性能を高めながら長く使用できることをコンセプトとしており、ICE NAVIシリーズとして初めて左右非対称パターンを採用しています。グッドイヤー
ICE NAVI 7より氷上ブレーキ性能が8%向上
ICE NAVI 8で特に注目したいのが氷上性能です。
グッドイヤーの試験では、従来モデルのICE NAVI 7と比較して、氷上ブレーキ性能が8%向上しています。
これはトレッドパターンやコンパウンドを改良し、氷上で路面を捉えるエッジ成分や密着性を高めたことなどによるものです。グッドイヤー
ただし、この「8%」はどんな道路でも制動距離が必ず8%短くなるという意味ではありません。
メーカー試験は195/65R15を装着したFF車を使用し、氷盤路面・20km/hなど一定の条件で実施されています。実際の制動性能は気温、路面状況、車種、タイヤサイズ、摩耗状態などによって変わります。グッドイヤー
氷上コーナリング性能も5%向上
ICE NAVI 8では、ブレーキだけでなく氷上コーナリング性能もICE NAVI 7比で5%向上したとされています。
左右非対称パターンによって外側の剛性を高め、旋回時の接地状態を改善する設計が採用されています。グッドイヤー
雪国では直線で止まる性能だけではなく、凍結した交差点やカーブを走行する場面もあります。
そのため、スタッドレスタイヤを比較するときは「止まる性能」だけでなく、曲がるときの安定性まで確認しておきたいポイントです。
ICE NAVI 8は雪道にも対応している?
もちろんICE NAVI 8は氷上だけを想定したタイヤではありません。
ジグザグ形状のラグ溝を採用し、雪を捉えることで雪上でのグリップやトラクションを確保する設計になっています。グッドイヤー
雪国では、
アイスバーン → 圧雪 → シャーベット → 濡れた路面 → 乾燥路
というように、同じ日でも道路状況が変化することがあります。
その意味でも、氷上性能だけを見るのではなく、雪上性能やドライ・ウェット路面まで含めてタイヤを選ぶことが重要です。
ICE NAVI 8は長持ちする?耐久性はどう?
スタッドレスタイヤを購入するときは、氷上性能と同じくらい**「どれくらい長く使えるのか」**も気になるところです。
ICE NAVI 8では、氷上性能だけでなく耐摩耗性能についても改良されています。
グッドイヤーは従来のICE NAVI 7と比較して、耐摩耗性能が3%向上したと公表しています。これはパターン剛性の最適化などによって、トレッドの摩耗を抑える設計によるものです。
ただし、「耐摩耗性能が高い=必ず何年間使える」という意味ではありません。
スタッドレスタイヤの寿命は、
年間走行距離
雪道と乾燥路を走る割合
保管方法
空気圧
車両重量
運転方法
タイヤの摩耗やゴムの状態
などによって大きく変わります。
そのため「ICE NAVI 8なら○年間使える」と年数だけで判断するのではなく、毎シーズン状態を確認することが重要です。
「効き持ち性能」もICE NAVI 8の特徴
ICE NAVI 8では、ゴムの柔軟性を維持するための設計も採用されています。
グッドイヤーは、シリカとポリマーの結合を強化することでゴムの柔軟性を維持し、氷上性能を長く保つことを狙った「ウルトラNAVIブレンド」を採用しています。
スタッドレスタイヤでは、新品時の性能だけでなく、数シーズン使用したときにゴムがどのような状態になっているかも重要です。
ただし、これについても使用年数だけで判断することはできません。
製造年、残り溝、ゴムの硬化、ひび割れなどを総合的に確認しましょう。
ICE NAVI 8は何年使える?
「ICE NAVI 8は何年使えますか?」という疑問に対して、一律に○年と決めることはできません。
使用環境や保管状況、走行距離によってタイヤの状態が変わるためです。
特に確認したいのが、
① プラットホームまでの残り溝
② ゴムの硬化
③ サイドウォールなどのひび割れ
④ 偏摩耗
⑤ 製造時期
です。
中古車に付属しているスタッドレスタイヤの場合も、「溝がたくさん残っているから大丈夫」とは限りません。
見た目だけでは分かりにくいゴムの状態も含めて確認することをおすすめします。
新品なのに製造年が古いスタッドレスタイヤは大丈夫?
ネット通販や型落ち品を購入するときに気になる「製造年」について詳しく解説しています。
→ 「新品だけど製造年が古いタイヤは大丈夫?」を詳しく見る
結局グッドイヤーのスタッドレスタイヤはどう?
ここまでICE NAVI 8の性能を見てきましたが、「結局グッドイヤーのスタッドレスはどうなの?」という疑問に戻ってみましょう。
グッドイヤーは海外メーカーですが、海外メーカーという理由だけで候補から外す必要はありません。
ICE NAVI 8は日本市場向けのスタッドレスタイヤとして、氷上・雪上だけでなく、ドライ路面、ウェット路面、耐摩耗性なども考えて設計されています。
重要なのは「海外メーカーか国産メーカーか」だけではなく、タイヤそのものの性能・価格・使用環境を比較することです。
ICE NAVI 8のメリット① 氷上性能が従来モデルから向上
ICE NAVI 8では、従来のICE NAVI 7と比較して、メーカー試験で氷上ブレーキ性能8%、氷上コーナリング性能5%の向上が公表されています。
特に冬の早朝や夜間など、凍結路を走る機会が多い人にとっては確認しておきたいポイントです。
ただし、これはあくまでグッドイヤーの旧モデルとの比較です。
例えばブリヂストンの「○%向上」とグッドイヤーの「8%向上」を数字だけで比較して、どちらの氷上性能が高いと判断することはできません。
メーカーごとに試験条件が異なるためです。
ICE NAVI 8のメリット② 氷上だけに特化したタイヤではない
雪国では、ずっとアイスバーンの上を走るわけではありません。
朝は凍結していても、昼には雪が溶けてウェット路面になり、幹線道路では乾燥していることもあります。
ICE NAVI 8は氷上・雪上に加えて、ドライ・ウェット、静粛性、耐摩耗性なども考慮した設計です。
さまざまな冬の路面を日常的に走る人にとって、比較候補にしやすいスタッドレスタイヤといえます。
ICE NAVI 8 155/65R14・新品4本セット
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ICE NAVI 8を選ぶときの注意点
一方で、購入前に確認しておきたい点もあります。
製造国だけで判断しない
グッドイヤーはアメリカのメーカーですが、日本で流通しているタイヤについて「すべてアメリカ製」と考えるのは正確ではありません。
製造国を重視する場合は、購入する商品の表示や販売店の説明を確認してください。
製造年を確認する
ネット通販では、価格が安い商品や旧在庫なども販売されています。
新品であっても製造から時間が経過している可能性があるため、製造年が気になる場合は購入前に販売店へ確認すると安心です。
取付費用まで含めて比較する
タイヤ本体が安くても、
送料
組み替え工賃
バランス調整
ゴムバルブ交換
廃タイヤ処分料
などを加えると、最終的な金額が変わります。
ネット通販で購入するときは、タイヤ4本の価格だけではなく、装着までに必要な総額で比較することをおすすめします。
ICE NAVI 8はこんな人が比較候補
ICE NAVI 8は、
グッドイヤーのスタッドレスが気になっている人
氷上・雪上だけでなく普段の冬道も含めて比較したい人
国産4メーカー以外にも選択肢を広げたい人
同じサイズで各メーカーの実売価格を比較したい人
などが検討しやすいモデルです。
一方、「メーカー名だけで決めたい」というよりも、自分の使用環境と予算を考えながら他メーカーと比較するのが適しています。
ブリヂストン・ヨコハマ・ダンロップ・トーヨーとも比較したい方はこちら
国産スタッドレスタイヤ4メーカーの特徴と選び方をまとめています。
→ 「国産スタッドレスタイヤ4メーカー比較」を詳しく見る
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まとめ|グッドイヤーのスタッドレスは国産ではないが、比較候補にできる
グッドイヤーは日本のメーカーではなく、アメリカ発祥のタイヤメーカーです。
ただし、「海外メーカーだから」という理由だけでスタッドレスタイヤの候補から外す必要はありません。
ICE NAVI 8は、氷上・雪上性能だけでなく、ドライ・ウェット路面、耐摩耗性など、冬のさまざまな使用環境を考えて設計されています。
グッドイヤーが公表している試験では、従来モデルのICE NAVI 7と比較して、氷上ブレーキ性能8%向上、氷上コーナリング性能5%向上とされています。
一方で、スタッドレスタイヤ選びではメーカー名だけで判断せず、
走行する地域や道路状況
凍結路を走る頻度
年間走行距離
タイヤの価格
製造時期
交換・取付費用
なども含めて考えることが大切です。
特にネット通販で購入するときは、タイヤサイズ・本数・送料・製造時期・取付費用まで確認しましょう。
今回紹介した楽天市場の商品は、比較しやすいように155/65R14・4本セットを例にしています。
車種・年式・グレードによって適合サイズは異なりますので、購入前には必ず現在装着しているタイヤや車両指定サイズを確認してください。
「グッドイヤーってどうなの?」と迷っている方は、ブランドの国籍だけではなく、ICE NAVI 8の特徴と実売価格を国産メーカーのスタッドレスタイヤと比較して判断すると選びやすくなるでしょう。
