中古車を購入するとき、車両価格やローン、税金については細かく確認するのに、意外とそのままになっているのが自動車保険です。
「今まで入っていた保険を、そのまま新しい車に変更すればいい」
そう考えている方も多いと思います。
もちろん、そのまま車両入替をする方法もあります。
しかし、中古車を購入するタイミングは、自動車保険の内容を見直す絶好の機会でもあります。
保険料は、保険会社だけでなく、補償内容や年齢条件、運転者の範囲、車両保険など、さまざまな条件によって変わります。
今回は中古車販売店の目線から、補償を必要以上に削るのではなく、自動車保険を適正な内容・保険料に見直すポイントを解説します。
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自動車保険は「ずっと同じ会社」が一番安いとは限らない
自動車保険に一度加入すると、そのまま毎年更新している方は少なくありません。
特に事故もなく、不満もなければ、
「わざわざ変更する必要もないだろう」
と思いますよね。
しかし、保険会社によって保険料の算出方法や商品内容は異なります。
同じような補償条件で見積もりを取っても、保険会社によって保険料に違いが出ることがあります。
そのため、
「今の保険料が高いのか安いのか分からない」
という方は、まず現在の契約内容と他社の見積もりを比較してみることが第一歩です。
今の保険料が高いかどうかは、比較してみないと分かりません。
現在と近い補償条件で複数社の見積もりを比較すると、保険料の違いを確認しやすくなります。
▼ 今の保険料を一度比較してみる
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自動車保険を安くする7つのポイント
1.複数の保険会社を比較する
最初にやってほしいのがこれです。
1社だけの見積もりを見ても、その金額が自分にとって適正なのか判断するのは難しいからです。
例えば現在年間8万円を支払っていたとしても、それだけでは高いとも安いとも言えません。
年齢、等級、車種、使用目的、年間走行距離、補償内容などによって条件が大きく異なるからです。
だから私は、
「まず同じような条件で比較する」
ことをおすすめします。
安い会社を探すというより、
現在の保険料が妥当なのか確認する
という感覚で比較するとよいでしょう。
2.運転者の範囲を確認する
次に確認したいのが、補償される運転者の範囲です。
家族構成や実際に車を運転する人が変わっているのに、昔の契約内容をそのまま更新しているケースがあります。
例えば、
「以前は子どもも運転していたけれど、今は別の車に乗っている」
など、契約した当時とは状況が変わっていることもあります。
現在の使用状況と契約内容が合っているか確認してみましょう。
ただし、保険料を下げることだけを目的に、実際に運転する人を補償対象から外してはいけません。
実態に合った設定が大前提です。
3.年齢条件を確認する
年齢条件もチェックしたいポイントです。
契約内容によっては、補償対象となる運転者の年齢条件を設定できる場合があります。
契約したときから数年経っている場合、
現在の家族構成や運転する人の年齢と設定が合っているか
確認してみましょう。
ここも「一番安い条件にする」のではありません。
実際に運転する人が補償されることを確認したうえで設定してください。
4.使用目的・年間走行距離などが実態と合っているか確認する
車の使い方は時間とともに変わります。
例えば、
以前:毎日の通勤に使用
現在:週末の買い物中心
という人もいるでしょう。
逆に、以前より車を使うようになった人もいます。
保険商品によって設定項目は異なりますが、使用目的や年間走行距離などが保険料に関係する場合があります。
昔の申告内容のままになっていないか確認してみましょう。
もちろん、実際より少ない走行距離を申告するなど、事実と異なる内容で契約してはいけません。
5.車両保険の内容を確認する
中古車で特に考えたいのが車両保険です。
新車で加入したときと、数年後では車の価値も変化しています。
また、
「車両保険を付ける・付けない」
だけではなく、保険商品によって補償範囲や免責金額などの選択肢があります。
中古車を購入したときは、
その車の価値と、自分がどこまでリスクを負えるのか
を考えて設定することが大切です。
例えば購入価格が比較的低い中古車と、高額な中古車では、車両保険についての考え方も変わってきます。
単純に、
「中古車だから車両保険はいらない」
と決めるのはおすすめしません。
6.不要な特約がないか確認する
自動車保険にはさまざまな特約があります。
ここで注意したいのが、
「特約=無駄」ではない
ということです。
事故やトラブルの際に役立つ重要な特約もあります。
一方、長年契約内容を見直していないと、現在の生活環境では必要性が変わっているものが含まれている可能性もあります。
また、他の保険などと補償内容が重複しているケースも考えられます。
何となく全部外すのではなく、
「これは何のための補償なのか?」
を一つずつ確認することをおすすめします。
7.更新時だけでなく「車を買い替えるとき」に比較する
中古車販売をしている立場から特におすすめしたいのがこれです。
車を買い替えたときこそ、自動車保険を確認する。
車が変われば、保険料も同じとは限りません。
それなのに、
中古車を契約
↓
今までの保険会社へ電話
↓
車両入替
↓
そのまま継続
という人は多いと思います。
もちろん、それが悪いわけではありません。
ただ、一度も比較せずに継続するのは少しもったいないかもしれません。
新しい車の納車日が決まった段階で、現在の保険会社と他社の見積もりを比較してみる方法があります。
「安い自動車保険=良い保険」ではありません
ここは非常に重要なので、この記事ではしっかり書いておきます。
自動車保険は、
年間保険料だけで選ぶ商品ではありません。
事故対応、ロードサービス、補償内容、免責金額、特約なども確認する必要があります。
例えば、
A社 年間50,000円
B社 年間60,000円
だったとしても、
「A社の方が1万円安いからA社」
と単純には判断できません。
補償内容が違えば、同じ条件で比較していることにならないからです。
保険料を比較するときは、できるだけ条件を揃えて確認しましょう。
中古車販売店から見ても「保険料を知らない人」は意外と多い
中古車を購入するとき、
「月々のローンはいくら?」
「自動車税はいくら?」
「車検はいくら?」
という質問はよく出てきます。
一方で、自動車保険については、
「今までの保険をそのまま使います」
という方も少なくありません。
でも年間で考えれば、自動車保険も立派な維持費です。
仮に年間で1万円違えば、5年間では5万円です。
だからこそ私は、中古車を購入するときには車両価格だけではなく、
「この車を所有すると年間いくらかかるのか」
まで考えることをおすすめします。
まずは今の自動車保険と比較してみる
ここまで読んで、
「自分の保険料って高いのかな?」
と思った方もいるでしょう。
その場合、いきなり現在の保険を解約する必要はありません。
まずは、
現在の保険証券や契約内容を確認する
↓
近い条件で他社の見積もりを取る
↓
補償内容と保険料を比較する
この順番で十分です。
比較した結果、現在の契約が自分に合っているなら、そのまま継続する選択も当然あります。
逆に同程度の補償内容で保険料に差があれば、その理由を確認して乗り換えを検討できます。
自分の自動車保険料を一度確認してみる
自動車保険は年齢・車種・等級・使用状況などによって保険料が変わるため、「○○円なら安い」と一概には言えません。
まずは現在と近い補償条件で複数社を比較してみると、自分の保険料がどのくらいの水準なのか判断しやすくなります。
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