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中古車を購入したら、少し古いカーナビが付いていた。
中古車ではよくあることです。
「まだ動くから、そのまま使えばいいかな?」
と思う一方で、実際に使ってみると、
- 地図が古い
- Bluetoothが使えない
- スマホと連携できない
- タッチパネルの反応が遅い
- 地図更新にお金をかけるのがもったいない
といった不満が出てくることがあります。
そこで最近、古いカーナビからの交換候補として注目したいのが**「ディスプレイオーディオ」**です。
私は中古車販売の仕事をしていますが、特に年式が少し古い中古車では、高額な最新カーナビへ交換するよりも、ディスプレイオーディオへ交換した方が使い方に合う人も多いと感じています。
ただし、
「ディスプレイオーディオなら何でもいい」
というわけではありません。
車種によっては取付キットが必要だったり、純正バックカメラがそのまま使えなかったり、ステアリングスイッチを使用するために別の部品が必要になったりします。
この記事では、中古車販売店の立場から、
- ディスプレイオーディオとは何なのか
- 古いカーナビから交換するメリット
- 逆に交換しない方がいい人
- 購入前に確認するポイント
- 中古車に取り付けるときの注意点
をできるだけ分かりやすく解説します。
- そもそもディスプレイオーディオとは?
- なぜ中古車とディスプレイオーディオの相性がいいのか?
- 古いカーナビから交換すると何が変わる?
- ディスプレイオーディオにはどんな商品がある?
- 中古車の古いカーナビをディスプレイオーディオに交換する5つのメリット
- では、どんなディスプレイオーディオを選べばいい?
- 安いディスプレイオーディオでも大丈夫?
- 初めてなら国内カーオーディオメーカーから探すのも一つ
- 中古車なら本体価格だけで予算を決めない
- 購入前に「車種・年式・型式」を確認しよう
- 迷ったら、まず国内メーカーの商品と価格を比較してみる
- ディスプレイオーディオ購入前に必ず確認したい取付サイズ
- 「7インチだから付く」とは限らない
- 200mmワイドは特に注意
- フローティングタイプという選択肢もある
- ステアリングスイッチも確認しよう
- ディスプレイオーディオに交換しない方がいい人もいる
- テレビやDVDを見たい人は特に注意
- スマホの通信量も考えておこう
- ネットで買って店舗に持ち込む場合も先に確認する
- 結局、古いカーナビはディスプレイオーディオに交換すべき?
- ディスプレイオーディオを購入するなら最後にここを確認
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そもそもディスプレイオーディオとは?
ディスプレイオーディオを簡単に説明すると、
「スマートフォンとの連携を重視した、画面付きのカーオーディオ」
です。
従来のカーナビは、本体に地図データを収録して、その地図を使って目的地まで案内するのが基本でした。
一方、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応したディスプレイオーディオなら、対応するスマートフォンを接続して、Googleマップなどの地図アプリや音楽、電話などを車載ディスプレイから利用できます。
つまり、
「ナビの地図を車側に持つ」のではなく、「普段使っているスマホの機能を車の大きな画面で使う」
というイメージです。
普段からGoogleマップなどを使っている人なら、非常に分かりやすいと思います。
なぜ中古車とディスプレイオーディオの相性がいいのか?
中古車を販売していると、
「車そのものはまだ十分乗れるのに、ナビだけが古い」
という車は珍しくありません。
例えば10年ほど前の中古車でも、車両の状態が良ければまだまだ乗れます。
ところが、装着されているカーナビも同じくらい古い場合があります。
道路が新しくなっている。
新しい店舗や施設が載っていない。
Bluetoothの使い勝手が悪い。
スマートフォンとの連携機能がない。
こうした状態になると、
「カーナビを新しいものに交換しようかな」
と考えると思います。
しかし、ここで一度考えてほしいことがあります。
本当に高額なカーナビが必要でしょうか?
今はスマートフォンで目的地を検索して、そのままGoogleマップなどでナビを使っている人も多いはずです。
それなら、
「地図はスマホに任せて、車側には見やすいディスプレイを用意する」
という考え方もできます。
これが、中古車とディスプレイオーディオの相性がいいと考える理由のひとつです。
古いカーナビから交換すると何が変わる?
一番分かりやすいのは、スマートフォンとの連携です。
対応するディスプレイオーディオなら、Apple CarPlayやAndroid Autoを利用して、対応アプリを車載画面から操作できます。
機種によってはワイヤレス接続にも対応しています。
車に乗るたびにケーブルを接続するのが面倒という人なら、ワイヤレス対応モデルはかなり便利です。
また、古い中古車ではBluetooth自体が付いていなかったり、Bluetoothはあっても音楽再生には対応していなかったりする場合もあります。
ディスプレイオーディオへ交換することで、
「車は古いけれど、オーディオ周りの使い勝手は今風」
という状態にすることができます。
個人的には、ここが中古車にディスプレイオーディオを取り付ける大きな魅力だと思います。
ディスプレイオーディオにはどんな商品がある?
現在はさまざまなディスプレイオーディオが販売されています。
価格を抑えたモデルから、国内カーオーディオメーカーのモデル、大画面のフローティングタイプまで選択肢があります。
ただし、ここで注意してください。
ネットで「これ安いから買おう」と本体だけを先に購入するのはおすすめしません。
車種や年式によって、
- 取付サイズ
- オーディオパネル
- 配線
- バックカメラ
- ステアリングスイッチ
などの条件が違うからです。
まずはどんな商品があるのか、価格帯や機能を比較してから、自分の車への適合を確認するのがおすすめです。
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中古車の古いカーナビをディスプレイオーディオに交換する5つのメリット
ここからは、実際に古いカーナビからディスプレイオーディオへ交換すると、どんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
1.古い地図データを気にしなくていい
年式の古いカーナビで困ることのひとつが、地図データです。
ナビ自体は正常に動いていても、
- 新しくできた道路が表示されない
- 新しい店舗や施設が検索できない
- すでに閉店した店舗が表示される
といったことがあります。
もちろんカーナビによっては地図を更新できますが、古い機種の場合は更新サービスが終了していたり、更新に費用がかかったりすることもあります。
Apple CarPlayやAndroid Autoを利用してスマートフォンの対応地図アプリを使えば、古いカーナビ本体の地図データに頼る必要がありません。
中古車に付いている古いナビをどうするか考えるうえで、これは大きなメリットです。
2.Googleマップなどを車の画面で使える
「ナビはもうスマホで十分」
という人も多いと思います。
スマホホルダーを使ってGoogleマップなどを見る方法でも目的地には行けます。
ただ、毎回スマートフォンをホルダーにセットするのが面倒だったり、画面が小さく感じたりすることがあります。
CarPlayやAndroid Autoに対応したディスプレイオーディオなら、対応する地図アプリを車載ディスプレイに表示できます。
普段スマホで目的地を検索している人ほど、ディスプレイオーディオとの相性はいいでしょう。
3.Bluetoothで音楽を楽しみやすくなる
古い中古車の場合、意外と不便なのがオーディオです。
Bluetooth自体が付いていなかったり、ハンズフリー通話には対応していてもBluetoothオーディオには対応していなかったりする車もあります。
ディスプレイオーディオへ交換すれば、Bluetooth対応モデルならスマートフォンの音楽を車のスピーカーから再生できます。
普段からSpotifyやApple Musicなどを利用している人なら、ナビ機能よりこちらのメリットを大きく感じるかもしれません。
4.ワイヤレスCarPlay・Android Auto対応ならさらに便利
ディスプレイオーディオを選ぶときに確認したいのが、
「スマートフォンとの接続が有線なのか、ワイヤレスなのか」
です。
有線タイプは、車に乗るたびにスマートフォンとケーブルを接続する必要があります。
一方、ワイヤレス接続に対応したモデルなら、初期設定後はケーブルを接続せずに利用できる製品もあります。
近所への買い物や通勤など、短時間の運転が多い人には特に便利です。
ただし、長時間ナビを使用するとスマートフォンのバッテリーを消費します。
そのため長距離運転では、ワイヤレス接続を使いながらスマートフォンを充電するという使い方も考えておきましょう。
5.古い中古車でも車内の印象がかなり変わる
これは機能とは少し違いますが、中古車では意外と大きなメリットです。
例えば10年以上前の車でも、車両そのものの状態が良ければまだまだ乗れます。
しかし、センター部分に古いナビが付いていると、どうしても車内全体が古く見えてしまうことがあります。
そこを新しいディスプレイオーディオへ交換すると、車自体を買い替えなくてもインパネ周りの印象を変えることができます。
特に、
「車そのものは気に入っている。でもナビだけ古い」
という人には、かなり相性のいいカスタムだと思います。
では、どんなディスプレイオーディオを選べばいい?
ここまで読むと、
「それなら自分の車にも付けてみようかな」
と思う人もいるでしょう。
そこで重要になるのが機種選びです。
最低限、次のポイントは確認しておきたいところです。
- Apple CarPlayに対応しているか
- Android Autoに対応しているか
- 有線接続かワイヤレス接続か
- Bluetoothに対応しているか
- バックカメラを接続できるか
- ステアリングスイッチに対応できるか
- 画面サイズ
- 1DIN・2DIN・200mmワイドなどの取付サイズ
特に個人的に注目したいのは、ワイヤレスCarPlay/Android Auto対応です。
これから新しく購入するのであれば、有線モデルだけでなくワイヤレス対応モデルも含めて価格を比較してみるといいでしょう。
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安いディスプレイオーディオでも大丈夫?
ネットでディスプレイオーディオを検索すると、価格差がかなり大きいことに気づくと思います。
手頃な価格の商品もあれば、カロッツェリア、KENWOOD、ALPINEなどのカー用品メーカーから販売されているモデルもあります。
そこで気になるのが、
「安いディスプレイオーディオでも大丈夫なの?」
という点です。
価格の安い商品がすべて悪いわけではありません。
必要な機能が揃っていて、自分の使い方に合っているのであれば、価格を抑えたモデルも選択肢になります。
ただし、中古車販売店の立場から考えると、価格だけで選ぶことはおすすめしません。
ディスプレイオーディオは、車に乗るたびに使う機器だからです。
スペック表だけでは分かりにくい部分もある
商品ページを見ると、
「CarPlay対応」
「Android Auto対応」
「Bluetooth対応」
など、多くの商品で似たような機能が書かれています。
しかし実際の使いやすさには、
- 起動するまでの時間
- タッチパネルの反応
- 画面の見やすさ
- スマートフォンとの接続安定性
- 音質
- 操作画面の分かりやすさ
- サポート体制
なども関係してきます。
特に毎日車を使う人の場合、ちょっとした使いにくさでも積み重なるとストレスになります。
そのため、本体価格だけではなく、レビューやメーカー情報、必要な機能まで確認して選ぶことをおすすめします。
初めてなら国内カーオーディオメーカーから探すのも一つ
「種類が多すぎて、何を買えばいいのか分からない」
という人なら、最初は国内でカーオーディオを長く扱っているメーカーの商品から比較してみるのも一つの方法です。
例えば、
カロッツェリア(Pioneer)
KENWOOD
ALPINE
などです。
まずこうしたメーカーの商品で、
「自分にはどんな機能が必要なのか」
「どのくらいの価格になるのか」
を確認します。
そのうえで他の商品と比較すれば、自分に必要な機能と予算のバランスを判断しやすくなります。
中古車なら本体価格だけで予算を決めない
ここは特に注意してほしいところです。
例えばネットで、
「このディスプレイオーディオ、安いからこれにしよう」
と思って購入しても、本体だけでは取り付けできない場合があります。
車種によっては、
- オーディオ取付キット
- フェイスパネル
- 電源・スピーカー用ハーネス
- アンテナ変換コード
- バックカメラ変換アダプター
- ステアリングリモコン接続部品
- USB関連部品
などが別途必要になることがあります。
さらに店舗へ取り付けを依頼するなら工賃も必要です。
例えば本体が安くても、追加部品と工賃を含めたら想定より高くなることがあります。
逆に、必要部品が少なく取り付けしやすい車なら、比較的低予算で交換できるケースもあります。
そのため、
「本体はいくら?」ではなく、「自分の車に取り付け終わるまで総額いくら?」
で考えることが大切です。
これは中古車のナビ・オーディオ交換で、ぜひ覚えておいてほしいポイントです。
購入前に「車種・年式・型式」を確認しよう
楽天などネットで購入するときは、最低でも、
車種・年式・型式
を確認しておきましょう。
同じ車名でも、年式や型式、装備されている純正オーディオによって必要な部品が違う場合があります。
また、
「7インチだから付く」
「2DINだから大丈夫」
と画面サイズだけで判断するのもおすすめしません。
特に純正ナビから社外ディスプレイオーディオへ交換する場合は、取付キットや変換部品の適合確認が重要です。
迷ったら、まず国内メーカーの商品と価格を比較してみる
いきなり商品を1台に決める必要はありません。
まずは国内メーカーを中心に、
画面サイズ・CarPlay/Android Auto・ワイヤレス接続・バックカメラ対応・価格
を比較してみると、自分に必要なモデルが見えてきます。
そのあとで価格を抑えたモデルと比較すると、「安さだけ」で選ぶ失敗も防ぎやすくなります。
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ディスプレイオーディオ購入前に必ず確認したい取付サイズ
ディスプレイオーディオをネットで購入するときに、機能や価格と同じくらい重要なのが取付サイズです。
「今付いているナビと画面サイズが同じだから大丈夫」
と思って購入すると、実際にはそのまま取り付けできないことがあります。
カーオーディオでは、
- 1DIN
- 2DIN
- 180mm幅
- 200mmワイド
- フローティングタイプ
など、さまざまな形状があります。
さらに車種によってインパネの開口部や純正パネルの形状も違います。
そのため、ディスプレイオーディオを購入するときは、画面のインチ数だけではなく、本体の取付寸法まで確認することが重要です。
「7インチだから付く」とは限らない
これは特に注意してほしいポイントです。
例えば現在7インチのカーナビが付いていたとしても、新しく購入した7インチのディスプレイオーディオがそのまま取り付けできるとは限りません。
画面サイズと、本体を取り付ける部分のサイズは別の話だからです。
また、車種によっては社外ナビを取り付けるためのフェイスパネルや取付キットが必要になります。
商品を購入する前に、
「自分の車種・年式・型式に、この商品を取り付けるには何が必要なのか」
まで確認しておきましょう。
200mmワイドは特に注意
トヨタ車などを中心に、200mmワイドサイズのナビ・オーディオが装着されている車があります。
逆に、車側の形状によっては200mmワイドタイプを簡単には取り付けられないケースもあります。
この場合、
「スペース的には入りそうだから」
という判断だけで購入するのは危険です。
フェイスパネルが存在するのか、取付キットが用意されているのか、配線はどうするのかまで確認する必要があります。
中古車の場合、前のオーナーがすでに社外ナビへ交換していることもあるため、車種だけでなく現在どのような状態になっているかを見ることも大切です。
フローティングタイプという選択肢もある
大きな画面が欲しい場合は、フローティングタイプのディスプレイオーディオも選択肢になります。
フローティングタイプは、本体をオーディオスペースへ取り付け、ディスプレイ部分を前方へ浮かせるように配置するタイプです。
従来の取付スペースより大きな画面を選択できることがメリットですが、ここでも注意点があります。
画面が大きくなることで、
- エアコンの吹き出し口
- ハザードスイッチ
- エアコン操作パネル
- シフトレバー
などに干渉する可能性があります。
「取付部分に入る=問題なく使える」ではありません。
車種別の適合情報まで確認してください。
純正バックカメラはそのまま使える?
中古車でディスプレイオーディオへ交換するとき、かなり気になるのがバックカメラです。
すでに純正バックカメラが付いているなら、
「カメラはそのままで、ナビだけ交換したい」
と思いますよね。
純正バックカメラを社外ディスプレイオーディオで利用できるケースはあります。
ただし、必ずそのまま接続できるとは限りません。
車種や純正システムによっては、バックカメラ用の変換アダプターが必要になる場合があります。
そのため、ディスプレイオーディオ本体だけではなく、
「純正バックカメラを流用するために必要な部品はあるか?」
まで確認しておきましょう。
せっかくバックカメラ付きの中古車を購入したのに、ナビを交換したらバックカメラが映らなくなった、という状態は避けたいところです。
ステアリングスイッチも確認しよう
ハンドルに、
- 音量調整
- 曲送り
- モード切替
- 通話
などのスイッチが付いている車もあります。
純正ナビでは普通に使えていたのに、社外品へ交換したことで使えなくなる場合があります。
ディスプレイオーディオ側がステアリングリモコンに対応していても、車両との接続に別売部品が必要になることがあります。
ステアリングスイッチを普段から使っている人は、ここも購入前に確認してください。
実は「本体以外の部品」がかなり重要
ここまで読むと分かると思いますが、ディスプレイオーディオ交換では、本体選びだけでなく取付部品選びも重要です。
車種によっては、
- オーディオ取付キット
- フェイスパネル
- 配線ハーネス
- アンテナ変換コード
- バックカメラ変換アダプター
- ステアリングリモコン接続部品
などが必要になります。
本体を注文してから、
「パネルがない」
「カメラがつながらない」
「配線が合わない」
と気づくより、最初に必要な部品をまとめて確認しておく方が確実です。
ネットで購入する場合は、ディスプレイオーディオ本体と同時に、車種別取付キットの価格も確認しておくことをおすすめします。
ディスプレイオーディオに交換しない方がいい人もいる
ここまでメリットを中心に紹介してきましたが、ディスプレイオーディオがすべての人に向いているわけではありません。
現在付いているカーナビに不満がなく、必要な機能がすべて使えているのであれば、無理に交換する必要はありません。
中古車だからといって、
「ナビが古い=すぐ交換」
ではないということです。
特に次のような人は、一般的なカーナビも含めて比較した方がいいでしょう。
- スマートフォンをナビとして使いたくない
- 車載ナビだけで目的地検索を完結させたい
- テレビをよく見る
- CDやDVDを車内で利用したい
- スマートフォンとの接続操作をできるだけしたくない
- 現在のカーナビで特に困っていない
自分が車内で何を使っているのかを一度確認してから交換を考えることが大切です。
テレビやDVDを見たい人は特に注意
古いカーナビからディスプレイオーディオへ交換するとき、見落としやすいのがテレビやDVDです。
今までのカーナビでは、
「テレビも見られるし、DVDも再生できる」
というのが当たり前だった人もいると思います。
しかし、ディスプレイオーディオは製品によって搭載されている機能が大きく異なります。
そのため、
「画面が付いているからテレビもDVDも使えるだろう」
と思い込んで購入しないようにしてください。
商品によってはテレビチューナーやディスクドライブを搭載していません。
逆にHDMI入力などを備えたモデルもあります。
必要な機能がある場合は、購入前に商品仕様を必ず確認しましょう。
スマホの通信量も考えておこう
スマートフォンの地図アプリや音楽配信サービスなどを利用する場合、利用方法によってはモバイルデータ通信を使用します。
普段から大容量プランを契約している人ならあまり気にならないかもしれませんが、通信容量の少ないプランを利用している人は注意が必要です。
また、山間部など通信状況が不安定な場所を走る機会が多い人も、自分の使用環境を考えて選んだ方がいいでしょう。
ディスプレイオーディオは自分で取り付けできる?
ネットで本体を安く購入すると、
「自分で取り付ければ工賃も節約できるのでは?」
と思う人もいるでしょう。
配線作業や内装の取り外しに慣れている人なら、DIYで取り付けできる場合もあります。
ただし、初めてカーオーディオを交換する人には、私は無理をおすすめしません。
車種や商品によって作業内容が異なり、
- インパネの取り外し
- 電源・スピーカー配線
- アンテナ配線
- バック信号
- バックカメラ
- ステアリングスイッチ
- USB配線
- マイクの設置
などが必要になる場合があります。
さらに、内装パネルのツメを折ったり、配線を間違えたりする可能性もあります。
「ネットで安く買えたのに、取り付けで失敗して余計にお金がかかった」
となってしまっては意味がありません。
ネットで買って店舗に持ち込む場合も先に確認する
楽天市場などでディスプレイオーディオを購入して、近くの整備工場やカー用品店などへ取り付けを依頼する方法もあります。
ただし、ここにも注意点があります。
商品を購入する前に、持ち込み取付に対応しているか確認してください。
店舗によって、
- 持ち込み取付に対応している
- 持ち込みの場合は工賃が異なる
- 特定の商品は取り付けできない
- 必要な取付部品を別途用意する必要がある
など対応が異なります。
先に商品だけ購入してから取付店を探すより、
①取り付けてもらえるか確認する
②必要な部品を確認する
③本体を購入する
という順番の方が失敗しにくいでしょう。
中古車販売店としておすすめする選び方
ここまでを踏まえて、私なら次の順番で考えます。
まず、現在付いているカーナビに不満があるか確認します。
不満がなければ、そのまま使用します。
地図の古さやスマートフォン連携などに不満があるなら、ディスプレイオーディオへの交換を検討します。
そのうえで、
①自分に必要な機能を決める
②車種・年式・型式を確認する
③取付可能なサイズを確認する
④バックカメラなどを流用できるか確認する
⑤必要な取付部品を調べる
⑥本体+部品+工賃の総額で比較する
という順番がおすすめです。
本体価格だけを見て決めないことがポイントです。
結局、古いカーナビはディスプレイオーディオに交換すべき?
私の考えとしては、
「古いから交換する」のではなく、「今の使い方に合わなくなったら交換を検討する」
でいいと思います。
例えば、
- 地図が古くて使いにくい
- Bluetoothが使えない
- スマホの地図をメインで使っている
- CarPlayやAndroid Autoを使いたい
- 高額なカーナビまでは必要ない
という人なら、ディスプレイオーディオはかなり有力な選択肢です。
反対に、現在のカーナビで必要な機能がすべて使えているなら、急いで交換する必要はありません。
中古車は、購入後にもタイヤやバッテリー、オイルなどさまざまな維持費がかかります。
使えるものは使い、本当に不便なところへお金をかける。
これも中古車と上手に付き合う方法のひとつです。
ディスプレイオーディオを購入するなら最後にここを確認
最後に、ネットで購入する前のチェック項目をまとめます。
□ 車種・年式・型式
□ 取付サイズ
□ CarPlay/Android Auto対応
□ 有線/ワイヤレス
□ Bluetooth
□ バックカメラ対応
□ ステアリングスイッチ対応
□ テレビ・DVDの必要性
□ 必要な取付キット・変換部品
□ 取付工賃
ここまで確認してから商品を選べば、
「買ったのに取り付けできなかった」
という失敗をかなり防ぎやすくなります。
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まとめ|古いカーナビに不満があるならディスプレイオーディオは有力な選択肢
中古車に付いているカーナビが古いからといって、必ず交換する必要はありません。
今のナビで必要な機能が使えているのであれば、そのまま使用するのも十分ありです。
一方で、
- 地図が古くて使いにくい
- Bluetoothが使えない
- Googleマップなどを普段から使っている
- Apple CarPlayやAndroid Autoを使いたい
- 高額なカーナビまでは必要ない
- 古い車のオーディオ周りを使いやすくしたい
という人なら、ディスプレイオーディオへの交換を検討する価値があります。
特に少し年式の古い中古車では、車そのものはまだ十分乗れるのに、カーナビだけが時代に合わなくなっていることがあります。
そんなときに、車を買い替えるのではなくディスプレイオーディオへ交換してスマートフォンを活用するという方法は、費用のかけ方としても一つの選択肢です。
ただし、ネットで購入するときは本体の価格や画面サイズだけで決めないようにしてください。
車種・年式・型式・取付サイズ・必要な取付キット・バックカメラ・ステアリングスイッチまで確認することが重要です。
中古車は、買って終わりではありません。
必要なところにはお金をかけ、まだ使えるものは上手に使う。
自分の使い方に合った装備を選ぶことで、購入した中古車をより快適に長く楽しめると思います。
関連記事
ディスプレイオーディオへの交換を考えている方は、購入後のメンテナンスについても確認しておきましょう。

